宮城県の天然記念物(動物)

宮城県には貴重な生物の生息地があります

・加美町の魚取沼ではテツギョ、女川町の陸前江ノ島ではウミネコとウトウが繁殖しています。
・登米市や栗原市ではウグイやゲンジボタルが生息し、伊豆沼・内沼では渡り鳥が多く飛来しています。
・石巻市にはイヌワシの繁殖地があり、どの地域も自然環境の保護が重要とされています。

宮城県の天然記念物って何があるのかな?

天然記念物にも様々なものがあり、猫さんの言う天然記念物とは、国指定の天然記念物の意味だと思います。その中でも、動物、植物、地質鉱物の三分類、28種類がありますので今回は動物の7種類ついて紹介していきたいと思います。

28種類っていうと、多いのか…少ないのか…わからない数字だね。それじゃぁ紹介をお願いします。

魚取沼のテツギョ生息地(加美町)

  • テツギョ(鉄魚)は、金魚の一種で、独特の形状を持つ希少な魚です。
  • 魚取沼は、そのテツギョが自然繁殖する数少ない生息地の一つとなっています。

魚取沼(ゆとりぬま)って読むそうだよ。フナに似ていて、でもしっぽが金魚っていう不思議な色のおさかなだよ。

陸前江ノ島のウミネコおよびウトウ繁殖地(女川町)

  • 陸前江ノ島は、ウミネコやウトウ(海鳥)の繁殖地として有名です。
  • ウトウは夜行性の海鳥で、穴を掘って巣を作る習性があります。

島中が繁殖のために訪れたウミネコ色に染まるのがすごいよね。まさしく海鳥の楽園だ。

横山のウグイ生息地(登米市)

  • 横山地区では、特に大きなウグイが生息しています。
  • 水質の良い河川環境が整っているんですよ。

横山のウグイはお不動様のお使いとして大切にされているんだよ。

沢辺ゲンジボタル発生地(栗原市)

  • ゲンジボタルが多数発生する貴重な場所です。
  • 水のきれいな湿地帯が維持されています。

古くからホタルの名所としてこの地域、分布の北限地域となっているこの場所。一時は水質の汚染などによりホタルがほとんど見られなくなったけど、ホタル専用の水路を分離することで再び姿が見られるようになったよ

伊豆沼・内沼の鳥類およびその生息地(栗原市・登米市)

  • ガン・カモ類などの渡り鳥が飛来する国内有数の湿地帯です。
  • ラムサール条約にも登録されています。

朝の飛び立ちの羽ばたきの音は壮観の一言だね。

イヌワシ繁殖地(石巻市)

  • 日本の大型猛禽類であるイヌワシが繁殖する貴重な地域です。
  • 人の影響を受けにくい山間部が適した環境となっています。

山だけでなく、イヌワシが動物を発見して狩猟することのできる適度な平野がないとダメみたい。

東和町ゲンジボタル生息地(登米市)

  • 沢辺地区と同じく、ゲンジボタルが多く見られます。
  • ホタル観賞スポットとしても知られています。

ホタルの歴史の通り、一時は農薬等の使用により数を減らしたものの、地域の保存会の力で大切にされています。

それぞれの地域は自然環境が守られていて、貴重な動植物が生息している場所ですね。興味があるものがあれば、詳しく調べてみるのも面白そうです!

色々な場所の紹介ありがとう、楽しめたよ。また違う天然記念物の紹介もよろしくね。

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