南原ホタルの里(宮城県 大崎市)
6月中旬から7月上旬の19時ころから20時半頃

宮城県大崎市の「南原ホタルの里」では、6月中旬〜7月中旬にゲンジ・ヘイケ・ヒメボタルの幻想的な光が楽しめます。
江戸時代の用水路と良好な自然環境が、ホタルの生息地として守られています。
夜間の観賞は懐中電灯を携帯しつつ、マナーを守って静かに楽しみましょう。


夏になると夜の散歩が好きになるんだけどさ、この前「ホタルの里」って言葉を聞いたの。そこって本当にホタルがいっぱい飛んでるの?

おや、良いところに目をつけましたね、南原ホタルの里は、宮城県大崎市の鳴子温泉郷の一角にある、たいへん美しいホタルの観賞地です。特に6月の終わりから7月の中頃にかけては、ゲンジボタルやヘイケボタル、そして珍しいヒメボタルまで飛び交う幻想的な場所ですよ。

わぁ〜、そんなにいろんな種類のホタルがいるの?どれも違うの?

はい、ゲンジボタルは体が大きめで、ゆっくりと光りながら飛びます。ヘイケボタルはやや小さく、光り方も少し控えめ。そしてヒメボタルは小さな体に鋭く点滅するような光を灯します。同じホタルでも、それぞれに個性がありますね。

光り方まで違うなんて知らなかったなあ。じゃあ、ホタルたちはどうしてそんなにたくさんそこに集まるの?

それには理由があります。南原地区にはとても清らかな水が流れています。この水環境が、ホタルの幼虫が育つのにぴったりなのです。農家の方々がその自然環境を大切に守り続けてきたおかげで、今もホタルが生息できているのですよ。

え〜、なんかロマンチックだし、ちょっと感動しちゃった。守ってる人たち、えらいね。でもさ、夜ってちょっと怖くない?明かりとかあるの?

実は、ホタルの観賞に適した環境を守るために、現地ではあえて街灯などがありません。ですので、訪れる際は懐中電灯を持参するのが安心です。ただし、ホタルにとって強い光はストレスになりますから、ライトは足元を照らす程度にとどめてくださいね。

うんうん、ちゃんとマナーも守らなきゃだね。でもさ、遠くからでも行ける場所なの?

もちろんです。最寄りの中山平温泉駅からタクシーで7分ほどで行けますし、車なら東北自動車道・古川ICから約50分でアクセス可能です。鳴子温泉郷に宿泊して、昼は温泉、夜はホタルという贅沢な楽しみ方もできますよ。

最高じゃん!温泉もホタルも大好き!今度見れるタイミングになったら行こうかな!

自然の中で静かにホタルの舞を眺めていると、心もすっと穏やかになるものです。きっと素敵な時間を過ごせることでしょう。

ホタルは季節限定です 見ようと思った時 そのシーズンだったら迷わずに行くべき!
多くの場合はホタルが光るのは夏ってイメージで見過ごしてしまうけど 以外と早く見られなくなってしまうからタイミングよく観察時期を知った人はぜひ見に行ってね
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