ホタルの楽しめる 台原森林公園(仙台市 青葉区)

台原森林公園では毎年6〜7月にゲンジボタルが観賞でき、幻想的な光が楽しめます。
地域住民による保護活動と環境整備により、自然繁殖が続いています。
「ホタルとメダカの里」では観賞会も開かれ、音楽イベントと共に楽しめます。


ねえ地蔵さん、台原森林公園でホタルが見られるって聞いたんだけど、本当?

はい、台原森林公園では毎年6月中旬から7月上旬にかけて、ゲンジボタルの幻想的な光を楽しむことができます。特に「ホタルとメダカの里」と呼ばれるエリアが観賞スポットとして知られています。

へえ〜、そんな場所があるんだ!でも、どうしてそんなにホタルがいるの?

実は、かつてこの公園周辺ではホタルが姿を消してしまったのですが、地域の有志が「ホタルとメダカを呼び戻す会」を結成し、2000年にゲンジボタルの親を放流しました。その後、環境整備や保護活動が実を結び、毎年ホタルが舞うようになったのです。

すごい!でも、ホタルって育てるの難しそう…。

確かに、ホタルの幼虫はカワニナという巻貝を食べて育ちます。そのため、地域の中高生や市民団体が協力して、カワニナの人工飼育や放流、餌となるキャベツの提供など、さまざまな活動を行っています。

キャベツをあげるんだ!面白いね。観賞会とかもあるの?

はい、例年6月下旬には「ホタル観賞会」が開催され、公園内に優雅に飛び回るホタルの光を楽しめます。

素敵!でも、ホタルを見るときに気をつけることってある?

はい、ホタルは人工的な光に敏感ですので、懐中電灯やスマートフォンのフラッシュは控えめにしてください。また、静かに観賞し、自然環境を大切にすることが大切です。

わかった!今度の夏、ぜひ行ってみたいな。

ぜひ、自然と人々の努力が生んだ美しい光景を楽しんでください。地下鉄南北線の旭ヶ丘駅から徒歩3分とアクセスも良好です。

台原森林公園のホタル観賞は、地域の人々の熱意と協力によって実現しています。自然の美しさと人々の努力が織りなす光景を、ぜひ一度ご覧になってみてください。
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