愛宕神社(仙台市 太白区)
愛宕神社の祀る神様は火の神であるカグツチ様、火伏の御利益があるとされるこの神社は神仏分離以前、普賢菩薩様を祀っていたことから辰年・巳年生まれの人を守護するとされており、仙台十二支守り本尊8社のうちの一つとされています。
仙台市にある愛宕神社ってどんなところなの?名前だけ聞いたことあるけど、なんか特別な感じがするんだよね。
愛宕神社は、仙台市太白区にある歴史深い神社で、愛宕山の山頂付近に鎮座しています。この神社は、火の神様として信仰されている「軻遇土神(かぐつちのかみ、カグツチ)」をお祀りしているんですよ。
火の神様?火事から守ってくれる神様ってこと?
その通りです。愛宕神社は、特に江戸時代から火災の防止を祈願する場として多くの人々に信仰されてきました。仙台藩主だった伊達政宗公が転封に従って岩出山に移転、その後仙台に移転してきました。t伊達政宗公は愛宕山に神社を建立することで仙台の城下町を火災から守ろうとしたと伝えられています。
政宗公も関わってたんだ!でも山の上にあるんだよね?行くの大変そう。
確かに山の上にありますが、参道は整備されていて、比較的気軽に登れるようになっています。参道を登りながら自然を楽しむのも魅力の一つですし、山頂に到着すると、仙台市街を一望できる素晴らしい景色が広がっています。
景色も見られるんだ!それはいいね。他にも何か見どころとかあるの?
そうですね。愛宕神社は毎年7月に行われる「愛宕大祭」が有名です。この祭りでは、地元の方々や参拝者が神社に集い、火防や家内安全を祈願します。また、境内には樹齢数百年といわれる大きなご神木もあり、神聖な雰囲気を感じられますよ。
お祭りもあるんだ!なんか歴史も自然も楽しめる場所っぽいね。教えてくれてありがとう!
どういたしまして。機会があれば、ぜひ訪れてみてくださいね。きっと心が洗われるような体験ができると思いますよ。
山の上から城下を見守るように火伏の神を祀る、今でも残る政宗公の足跡は知る知らないに関わらず仙台市民の根幹にかかわるように寄り添います。
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