長沼八景(宮城県 登米市)
長沼八景は長沼の魅力を詠んだ句なんだけどいつ詠まれたのかはわかっていないんだよね
ねえ、長沼八景って聞いたことある?何か特別な景色のことかな?
長沼八景ですか、それは大正12年に刊行された『登米郡史』の中で紹介された、長沼周辺の景勝地を歌ったものです。「新田長沼八景の歌」として紹介されていますが、いつ、誰が詠んだのかは不明なんです。
ふーん、じゃあその歌って誰が詠んだの?いつの時代のものなのかな?
実はその点は不詳で、誰がいつ詠んだのかは記録に残っていないんです。ただ、八つの景色が詠まれていて、それぞれ美しい風景を表しています
で、その八つの景色って具体的にはどんなところなの?
1、長照寺晩鐘(ちょうしょうじばんしょう)
2、津島の晴嵐(つしまのせいらん)
3、山の神秋月(やまのかみしゅうげつ)
4、石船戸の帰帆(いしふなとのきはん)
5、早稲田の夕照(わせだのせきしょう)
6、比良場の暮雪(ひらばのぼせつ)
7、羽賀の落雁(はがのらくがん)
8、秋葉山の夜雨(あきはやまのやう)
の8首からなり、長照寺晩鐘、津島の晴嵐、山の神秋月、石船戸の帰帆、秋葉山の夜雨の五つの歌は新田の景勝を詠み、早稲田の夕照、比良場の暮雪、羽賀の落雁の三つの歌は北方からの景色勝を詠んでいます。
いろんな景色を楽しめるんだね! ありがとう、実際に足を運んでみるよ!
俳句や短歌は実際にその場に足を運んでみて、その場の雰囲気を感じてみることでわかる良さがあるよね。
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