仙台市の天然記念物(植物)

仙台市にある植物の部門の天然記念物について紹介するよ。
1.苦竹のイチョウ(にがたけのイチョウ)
2.朝鮮ウメ(ちょうせんうめ)
3.青葉山(あおばやま)
4.東昌寺のマルミガヤ(とうしょうじのまるみがや)
1.苦竹のイチョウ(にがたけのイチョウ)

ねえねえ、仙台にある天然記念物の植物について知りたいんだけど、まず『苦竹のイチョウ』ってどんな木なの?

苦竹のイチョウは、宮城野区苦竹にある大きなイチョウの木で樹齢1200年以上とも言われており、大正15年に国の天然記念物に指定された時には町名が「銀杏町」に変えられたほどです。

へえ~、そんな歴史があるんだ!やっぱり、すごく大きな木なの?

はい、このイチョウは、根の一種である気根が乳房のように多数垂れ下がっている姿から「乳イチョウ」と呼ばれており「子供の健やかな健康を願い、母乳がよく出るように」と祈願する姿も良く見かけられます
朝鮮ウメ

次は『朝鮮ウメ』!名前がちょっと珍しいね?

そうですね。『朝鮮ウメ』は、通常のウメとは異なる珍しい種類で、天然記念物に指定されています。その名の通り、朝鮮半島に由来するとされており、伊達政宗公が朝鮮から持ち帰ったと伝えられています。

なるほど~。見た目も普通のウメと違うの?

臥龍梅とも言われるこの梅はその名の通りの雄々しき姿を見せています。花は遅咲きで白一重の香り高い大輪の花を咲かせます。
青葉山

『青葉山』って、仙台城があるところだよね?それも天然記念物なの?

はい。正確には、青葉山に広がる植物群が天然記念物として指定されています。この地域には、モミを始めとする原生林があり、非常に貴重な生態系を持っています。

たしかに、青葉山って緑が豊かだもんね。歴史だけじゃなくて、自然も守られてるんだ!

その通りです。四季折々の景色が楽しめる場所としても魅力的ですね。
東昌寺のマルミガヤ

次は『東昌寺のマルミガヤ』!カヤの木ってどんな木なの?

カヤは、日本に古くからある針葉樹で、硬い実が特徴です。特に東昌寺にある『マルミガヤ』は、実の形が丸みを帯びていることから名付けられました。

へえ~!カヤの実って食べられるんだよね?

はい、炒って食べることができます。昔は貴重な食糧だったそうですよ。

いや~、仙台って歴史もあるし、自然もすごいんだね!教えてくれてありがとう!

仙台にある天然記念物をまとめてみました。天然記念物って近くにあればあるほど普段の生活に溶け込んで当たり前の存在になるから、びっくりするほど近いことに驚くよね。
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