東日本大震災 震災遺構 旧女川交番(宮城県 女川町)

旧女川交番は
・東日本大震災の津波で横倒しになった鉄筋コンクリート造の交番で、震災遺構として当時の姿のまま保存されています。
・周囲の土地はかさ上げされたものの、交番は震災前の地盤の高さに残されており、復興の過程を実感できます。
・見学は自由で、復興の歩みを記したパネル展示もあり、語り部ガイドの予約も可能です。


ねえねえ、東日本大震災の震災遺構になってる旧女川交番ってどんなとこなの?

旧女川交番は、宮城県女川町にある震災遺構のひとつで、2011年の東日本大震災の津波によって倒壊した交番です。鉄筋コンクリート造の建物が津波で横倒しになったという、世界的にも珍しい事例として保存されています。

え、コンクリートの建物が津波で倒れちゃったの!?めちゃくちゃ衝撃的じゃん…

そうですね。津波の引き波によって基礎部分の杭が引き抜かれ、建物が横倒しになったと言われています。この交番は1980年に建てられ、当時は1階が執務室、2階が休憩室として使われていました。

へえ~、じゃあ今はそのままの状態で残ってるってこと?

はい。震災の記憶と教訓を後世に伝えるため、当時の状態のまま保存されています。周囲の土地は震災後にかさ上げされましたが、旧女川交番だけは震災前の地盤の高さに残されているので、その高低差から町の復興の過程を実感することもできます。

なるほどね~。じゃあ、そこに行けば震災のことをよりリアルに感じられそうだね。

そうですね。見学は自由にできますし、スロープの壁面には町の復興の歩みを記したパネルが展示されていて、より深く学ぶことができます。語り部ガイドも希望すれば予約できますよ。

おお、それはいいね!じゃあ今度行ってみるよ!ありがとう!

女川は美味しい海産物の多い町です。震災の知識を得ると共に今の姿を見て感じて食べていってください
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