東日本大震災震災遺構 中浜小学校(宮城県 山元町)

中浜小学校は

・東日本大震災で津波被害を受けたが、児童や教職員ら90名全員が無事避難できました。
・震災後に閉校したが、校舎は震災遺構として保存され、防災教育の場として一般公開されています。
・館内では津波の痕跡や避難の様子を学べ、語り部ガイドも利用可能で、アクセスは車・電車の両方で可能となっています。

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室

震災遺構の中浜小学校って、どんな学校なの?

中浜小学校は、宮城県山元町にあった小学校で、2011年3月11日の東日本大震災の際、津波が校舎の2階天井近くまで到達しました。しかし、児童や教職員、保護者ら90名が屋上や屋根裏に避難し、全員の命が守られました。

その後、学校はどうなったの?

震災後、中浜小学校は内陸の坂元小学校と統合され、2013年に閉校となりました。しかし、山元町は校舎を震災遺構として保存し、震災の教訓を伝える場として一般公開しています。

どんなことが学べるの?

校舎内には、津波の被害の痕跡や当時の避難の様子を伝える展示があります。特に、2階天井近くまで達した津波の痕跡や、避難者が一夜を過ごした屋根裏倉庫など、震災の被害と教訓を強く訴えるスポットが多数あります。

見学時間とかお金とか、事前申し込みとかあるのかな?

9:30から16:30まで開館しており、最終入館は16:00までです。毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休館となります。入館料は一般400円、高校生300円、小中学生200円、未就学児は無料です。また、語り部ガイドを希望する場合は、見学予定日の20日前までに予約が必要です。

行こうと思ったらどこから行けばいいの?

お車でお越しの場合、常磐自動車道山元南スマートICから県道角田山元線、相馬亘理線経由で約10分です。電車をご利用の場合、JR常磐線坂元駅から徒歩約25分となります。また、施設には普通自動車45台、大型バス3台分の駐車場が完備されています。

他に知っておくべきことはあるかな?

震災遺構中浜小学校は、被災した校舎に立ち入って見学できる数少ない施設であり、津波の脅威を知るだけでなく、避難行動を考える場としても重要です。また、見学体験の工夫などが評価され、グッドデザイン賞を受賞した唯一の震災遺構でもあります。

山元町の震災遺構 中浜小学校についての紹介でした。 震災遺構も劣化が進み その保存方法などの検討がされています。 震災の記憶をいつまでも後世まで残せるよう様々な検討をしていきたいですね。

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