どんと祭(宮城県)
宮城の初詣の次に大きな新年のイベントと言えばこのお祭りだよね
宮城の『どんと祭』って、どんなお祭りなの?名前だけは聞いたことあるんだけど、詳しく知らないんだよね~!
「『どんと祭』は、宮城県を代表する伝統的なお祭りで、毎年1月14日に行われるものです。新年に神社やお寺に奉納されたお正月飾りや古いお守りを集めてお焚き上げする行事なんですよ。
へえ、お焚き上げって何のためにやるの?ただ燃やしてるだけじゃないんだよね?
はい、もちろん意味があります。お焚き上げは、一年の無病息災や家内安全を祈るための神聖な儀式です。火を焚いて神様や仏様に感謝を捧げると同時に、新しい年の厄を払うとされています。
なるほど~!でも、それだけじゃないでしょ?お祭りっていうからには、何かもっと賑やかなこともやるの?
そうですね。宮城県内では、特に仙台市の大崎八幡宮の『どんと祭』が有名で、たくさんの人々が集まります。裸参りと呼ばれる行事も見どころの一つです。参加者は白いさらしやはちまきを身につけて、裸足で寒い中を練り歩きながら神社を目指すんです。
えっ、裸参り!?それってかなり寒そうだけど、何のためにやるの?
どんと祭でお焚き上げされる御神火を目指して多くの企業が参拝されています。元々は、厳寒期に仕込みに入る酒杜氏が醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりとされ、江戸時代中期にはすでに定着されていたとも言われています。
すごいな~!でも、参加するのはちょっと勇気がいりそうだね。他にも楽しめることってある?
どんと祭では屋台も多く出て、地元のグルメを楽しむこともできますよ。また、火の焚かれる様子が幻想的で、写真を撮る方もたくさんいらっしゃいます。一年の始まりにふさわしい、心が温かくなるお祭りです。
そうなんだ!聞いただけでも面白そうだし、なんだか縁起が良さそう!1月14日には行ってみようかな~!
ぜひ足を運んでみてください。宮城の冬ならではの風情を楽しみながら、新年の祈りを捧げてみてはいかがでしょうか?
鹿は大崎八幡宮のどんと祭っていうと、甘酒が思い浮かびます
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