芭蕉の辻(仙台市 青葉区)

芭蕉の辻は仙台の起点だよ そんな芭蕉の辻を旅するよ

ねぇねぇ地蔵さん 芭蕉の辻ってなに?

芭蕉の辻は 江戸時代 仙台城下町の中心の十字路のことで

城の大手門から延びる大町通りと奥州街道が交差する場所で 町割りの基点です

辻には 制札が掲げられたため 当時は札の辻が正式名称でした

札の辻が何で芭蕉の辻ってなったのさ?

松尾芭蕉が関係してるの?

松尾芭蕉とは関係ありません

名称の由来としては 伊達政宗公の間諜として働き 恩賞として辻に建てられていた建物を授かった芭蕉という虚無僧の名前からと 芭蕉の樹が植えてあったという話からという説があります

芭蕉の辻のあたりって 金融街だよね?

金融街としての色がついたのは 近代以降のことで 芭蕉の辻周辺に銀行が立地しました 七十七銀行の本店は1903年から1929年まで北東角に 1929年から1958年まで南西角にありました

日本銀行の仙台支店は1941年北東角に開設されました

芭蕉の辻って今は道路の分岐の中心ではないから知らない人も多いよね

でも江戸時代から仙台の町の中心で歴史を見守ってきたよ 近くに行ったら碑があるからぜひ見てみてね

前の旅は↓ここだよ

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