支倉焼(ふじや千舟)

支倉焼は、仙台の老舗「ふじや千舟」の銘菓で、バター香るしっとり生地にくるみ風味の白あんを包んだ焼き菓子
甘さ控えめでお茶にもコーヒーにも合う、和洋折衷の上品な味わいが特徴
仙台駅でも買えるため、お土産にも地元のおやつにも人気があるよ

ふじや千舟 支倉焼6個入
価格:1,598円(税込、送料別) (2025/9/17時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


地蔵さん、この前ね、宮城のお菓子の話を聞いたの。支倉焼っていうんだけど、名前がすごく印象的で、どんなものなのか詳しく知りたくなっちゃったの。地蔵さん、教えてくれる?

はい、よろこんでお答えします。支倉焼は宮城県仙台市に本店を構える「ふじや千舟」という和洋菓子店が作っている銘菓です。特徴的なのは、フレッシュバターを使ったしっとりとした生地の中に、くるみの風味を加えた白あんが包まれていることです。その組み合わせが独特で、多くの方から高い評価を得ています。

白あんにくるみって珍しいね。どんなふうに感じる人が多いの?

「上品で落ち着いた甘さ」「くるみの香ばしさがアクセントになっている」といった感想が多くあります。生地はバターの香りがしっかりしていて、クッキーと和菓子の中間のような食感と表現されることが多いです。甘さが控えめなので、お茶だけでなくコーヒーにも合うと評判です。

なるほど、和洋どっちのお茶にも合うんだ。観光で買う人も、地元の人も好きそうだね。

まさにその通りです。仙台土産として選ばれることも多いのですが、地元の方が日常的に買い求めることも少なくありません。理由のひとつは、世代を問わず好まれる味わいだからです。

なんか心があったかくなるね。みんなで一緒に食べられるお菓子って素敵だなぁ。でも、仙台には他にも有名なお菓子があるよね。萩の月とか。そういうのと比べてどうなの?

はい。確かに仙台といえば「萩の月」が非常に有名です。観光客の方にはそちらが先に思い浮かぶことが多いですね。ただ、支倉焼は知名度で劣る分、地元での支持が厚いとも言えます。「もっと素朴で落ち着いた美味しさを楽しみたいなら支倉焼」という意見もあります。つまり派手さでは萩の月に譲りますが、じっくり味わう菓子として根強い人気を持っています。

なるほど、確かにパッと有名なものと、じんわり心に残るものって違うよね。支倉焼は後者のイメージかな。

支倉焼は派手さよりも、素朴な味わいの中に奥行きを感じられるのが魅力です。

くるみって香りが豊かだから、それが効いているのかもしれないね。

おっしゃる通りです。バター生地の香ばしさと白あんのまろやかさに、くるみの風味が加わることで、味の層が厚くなっています。単純な甘さではなく、口にした瞬間に香りが広がり、後味がすっきりしている点も高く評価されています。

お茶うけにぴったりっていうのも納得だなぁ。仙台に行ったら、絶対食べたくなっちゃうね。

ぜひ試してみるとよいでしょう。仙台駅や市内の店舗で購入できるので、観光の際にも便利です。また、賞味期限が比較的長めで日持ちするため、贈答品としても安心です。

うん、家族や友だちに分けやすそうだし、みんなで食べたら話題になりそうだよね。

そのような楽しみ方が一番ふさわしいかと思います。支倉焼は単なる菓子ではなく、名前の「支倉」は、仙台藩士として知られる支倉常長に由来しています。彼は江戸時代初期にローマへ渡航した人物で、その壮大な歴史にちなんで名付けられました。

へえ、ただのお菓子じゃなくて、歴史の人物とつながっているんだね。名前に深みがあるなぁ。支倉常長って、すごく遠くまで旅したんだよね?

はい。支倉常長は1613年に仙台藩主・伊達政宗の命を受けて、慶長遣欧使節団の副使としてヨーロッパへ渡りました。出発地は石巻市月浦の月浦港とされています。その後、メキシコやスペインを経て、ローマまで到達しました。帰国までに7年の歳月を費やしたといわれています。日本人として初めてヨーロッパに渡った人物のひとりであり、その足跡は宮城県の歴史に深く刻まれています。

そんな大きな旅をした人にちなんで名づけられたお菓子なんだ。なんだか一口食べるのも特別な気持ちになれそうだね。ありがとう、地蔵さん。支倉焼がどうしてみんなに愛されているのか、よく分かったよ。次に仙台に行くときには絶対に買って、大切な人と一緒に食べたいな。

それはとても良い考えです。味わいだけでなく、そこに込められた歴史や思いも感じながら楽しんでいただければ、より一層深い体験になることでしょう。

うん、楽しみが増えたよ。ありがとう、地蔵さん。


ふじや千舟 支倉焼6個入
価格:1,598円(税込、送料別) (2025/9/17時点)

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バターの香りとくるみのあんこってどんな味なんだろう!仙台に行って支倉焼を食べながら、支倉常長の冒険の話を思い出したら、まるで自分も旅をしてる気分になれそうだな。

前の旅は↓ココだよ

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