鳴合峡谷(仙台市 青葉区)

鳴合峡谷は仙台市青葉区にある小さな渓谷で、水の色や「七つ石」と呼ばれる巨岩が見どころです。
近くの鳴合温泉・河鹿荘の女将さんが始めた芋煮が、仙台芋煮会のルーツとされています。
今では「元祖仙台いも煮会場 広瀬川」として、手ぶらで芋煮やBBQを楽しめる場所につながっています。


ねえ地蔵さん、ちょっと聞きたいんだけど鳴合峡谷って、どんなところなの?最近ちょっと気になっててね、自然が好きだから行ってみたいなって思ってるんだ。

はい、鳴合峡谷ですね。仙台市青葉区の芋沢という地域にございます。広瀬川が流れておりまして、その谷間が静かで美しい景観をつくっていることで知られています。「七つ石」と呼ばれる巨岩が横たわっているのが特徴です。

なるほど!巨岩がごろごろあるのって迫力ありそうだね。行くにはどうやってアクセスするの?車がないと大変かな?

アクセスについては、公共交通でも可能です。JR仙山線の「愛子駅」からバスでおよそ10分という案内がございます。また、お車の場合ですと、東北自動車道の「仙台宮城インターチェンジ」から15分ほどで到着できるとのことです。

へぇ~!それなら、ちょっとしたお出かけにも便利そうだね。景色はどんな感じなの?やっぱり水の色とかきれい?

はい、その通りでございます。鳴合峡谷は「水の色が美しい」と評されております。さらに「鳴合橋」という橋の上からの景観が素晴らしく、小さな滝を望むことができると記されています。訪れる方にとっては、短い時間でも十分に自然を堪能できる場所かと思われます。

いいね!そういえば「鳴合温泉」って聞いたことがあるんだけど、あそこは峡谷と近いの?

はい、鳴合温泉は峡谷の近くに位置していた温泉で、特に「河鹿荘」というお宿が過去にありました。この河鹿荘については興味深いお話がございます。女将さんが山形のご出身でして、その方が広瀬川の河川敷で山形風の芋煮を始めたことが、仙台における芋煮会の始まりとされております。秋になると宿の近くの河川敷で芋煮会を開いていたという記録が残っているのです。

えっ!じゃあ、仙台で有名な芋煮会のルーツが、鳴合温泉の女将さんにあったってこと?それすごく面白いね!

まさにその通りでございます。そして現在、その流れを引き継いでいるのが「元祖仙台いも煮会場 広瀬川」と呼ばれる場所です。ここは「旧河鹿荘芋煮会場」として知られておりまして、芋沢の大堀という地区にございます。50年以上にわたって手ぶらで芋煮会が楽しめる場を提供しており、芋煮の食べ放題プランや、芋煮とバーベキューを組み合わせたプランなど、多彩な内容が用意されております。

へぇ〜!昔の女将さんが始めた芋煮が、今は専用の会場になってるんだ。伝統がちゃんと続いてるのって、なんか感動するね。

はい、まさしく地域の文化として根付いた形になっております。芋煮というのは東北の秋の風物詩でございますが、仙台では特に広瀬川沿いで行うものが有名です。その中で「元祖」と称しているのは、この河鹿荘に由来する芋煮会の歴史を継承しているからこそなのです。

じゃあ、鳴合峡谷で自然を楽しんで、その後に芋煮会場で芋煮を味わうっていうプラン、最高じゃない?

はい、それは大変魅力的な過ごし方かと存じます。峡谷は小規模ながら水の美しさと静けさに癒やされ、芋煮会場では地域の食文化を体験でき、自然と歴史と食が一度に楽しめるという点で、非常におすすめの組み合わせでございます。

わぁ、聞けば聞くほど行きたくなっちゃった!ありがとう地蔵さん、詳しく教えてくれて。今度のお休みに計画立ててみようかな。

どういたしまして。ぜひ実際に訪れて、自然の景観と地域の伝統を肌で感じていただければ幸いです。


鳴合峡谷は水の色がきれいで大きな岩がごろごろしていて、とても景色の良い場所だよ。
すぐ近くでは芋煮の発祥の場所があって、今も手ぶらで芋煮やバーベキューが楽しめるんだよ。
自然と遊びとおいしいものがぜんぶそろってるから、行ってみたくなるワクワクの場所だね。

前の旅は↓ココだよ

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