白石城（宮城県　白石市）

このお城の名前は白石城です

伊達政宗公の家臣　片倉小十郎景綱にはじまり　息子の重長が納め　明治維新までの２６０年余りを片倉氏の居城となっています

はい　父の景綱は政宗公が敵を深追いし窮地に至った際　敵の注意を自分に引き付け　政宗公を救い

息子の重長は　大阪の陣にて病中の父に代わり政宗公に従い参戦し　功績をあげ　父に劣らぬ知友兼備の名将として「鬼の小十郎」と称されています

また重長の継室は　大阪の陣にて敵方であった真田信繁（幸村）の娘の阿梅であり　戦場で重長を見た幸村がこの将ならばと申し入れた逸話が残っています

そんな片倉氏が納めた白石城についてです

白石城は戊辰戦争にて　仙台藩が新政府軍に負け　明け渡された後に取り壊され城跡の状態でした

その後　白石城の同じ建築方法にて復元を目指すという計画をもとに実施され　平成７年に１２０年ぶりの再建をはたしました

白石城の三階櫓（天守閣）は居住区としてではなく　武器等の保管場所だったようです

そのため殿様の気分ではなく　倉庫に置かれた武器の気持ちが味わえるかと思われます

白石城がある益岡公園では４００本ある桜が県内のトップを切って４月上旬から咲き始めることもありその時期に桜まつりが開催され　夜には夜桜とライトアップされた白石城の美しさを堪能することができます

また１０月には鬼小十郎まつりとして　大阪の陣の重長の活躍を真田信繫（幸村）との激闘を再現して行うお祭りがあります

猫さん⁉