円通院(宮城県 松島町)
円通院は瑞巌寺の隣にある 仙台藩主二代目忠宗公の次男である光宗の霊廟だよ
円通院って、松島にあるお寺なんだよね?でも、何か特別なところがあるのかな?
円通院は、松島の美しい景色の中にたたずむ臨済宗妙心寺派のお寺で、仙台藩二代藩主・伊達忠宗公の次男である光宗公の菩提を弔うため、1647年に建てられました。歴史が深く、静かで美しい場所として知られています。
光宗公ってどんな人だったの?
光宗公は伊達政宗公の孫にあたる方で、とても聡明で優秀な才能を持っていました。ただ、残念くも19歳という若さで終わってしまったんです。そのため円通いは、彼の供養とともに彼の若い命を偲ぶ場所として建てられました。
なるほど、そんな背景があったんだね。じゃあ、円通院の良い所ってどんなところがあるの?
まずは美しい庭園です。円通院の庭園は光宗の霊廟である『三慧殿』の前に控えており、特に秋の紅葉の時期になると、庭園が色鮮やかに染まり、とても幻想的な景色になります。また、この時期にはライトアップも行われており、夜になるとまた違った雰囲気で、幻想的な景色が楽しめます。
ライトアップもやってるんだ!それはぜひ見てみたいな。他に特別なものとかある?
三慧殿には非常に珍しい絵が描かれているんです。 支倉常長が西洋から持ち帰ったバラをあしらった装飾がある仏具があって、これが伊達家がヨーロッパ文化に関心を抱いていたことを象徴しているとも言われています。
お寺でバラのデザインって珍しいよね。欧州文化と日本文化が交わったような雰囲気、すごく興味あるよ!行ってみたくなったよ!
松島には伊達家ゆかりの場所が多くあり、風景と共に楽しむ事ができます。宮城県に来た際には是非円通院も行ってみて下さいね
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