仙台筆(宮城県)

仙台筆は伊達政宗公の立てた産業で勉学を重視した藩政が伺えます そんな仙台筆について旅するよ

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室

仙台筆ってなんか聞いたことがあるけど伝統があるの?

伊達政宗公が藩の学問と産業振興を目的に 大坂の筆職人を雇い創始したと伝えられています

筆職人を雇って始まったんだ 仙台のどのあたりで作られていたの?

三百人町や連坊小路を中心に筆づくりが盛んになり 丹念に一本一本作られた仙台筆の評判は江戸や大阪 京に広がっていきました

全国域に評判が広がったのがすごいね 特徴は何かな?

一人の職人がすべての作業を一貫して行うことが大きな特徴です 宮城野萩を軸として作られる萩筆は宮城野萩の持つ力強さと雅な味わいが手になじみます

すごい 持って実際に書いてみたいな

明治以降は萩 松 ススキ ヨシ タデを軸とした5本1組の五色筆なども人気がありました

昭和初期には100軒ほどの工房があったようですが 現在は西川玉林堂の1軒だけになってしまいました

今では一軒しか残っていない仙台筆

筆を買う人も今は少なくなってしまったことから新たな弟子の受け入れをしていないようです

いつまでも残ってもらいたい反面 時代の流れを感じますね

前の旅は↓ここ

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